2025年  7月の工場

1957  BelAir 4Dr H/T

今月は、この車のブレーキ改善作業を紹介します。

ストップランプがブレーキペダルを離しても
消えない症状が出ていました。

点検したところ、ブレーキブースターの破損が原因でした。
ブレーキペダルを離しても、ブレーキが解除されてない為
ブレーキが掛かった状態で走行していました。
結果ブレーキに熱を持ち
フロントハブベアリングのグリスが溶けてしまいました。

このまま走行していると、ベアリングの破損に繋がり
とても危険です。


今回の作業内容
○ ブレーキブースター交換作業

○ フロントハブベアリングO/H作業

★ 早期に発見出来て良かったです!

作業工程

■ブレーキブースター交換前
外観では異常が解りません。

■取外し作業中

■取外し完了
変な加工の痕跡が有りました。

■NEWブレーキブースター

■交換完了

■フロントハブ
グリスが溶けて、異様な匂いがしていました。

■フロントハブベアリング取外し作業中

■フロントハブベアリング
グリスが液状化しています。

■フロントハブベアリング取外し完了
ハブ内部充填グリスも溶けていました。

■ハブベアリング グリス充填作業中
ベアリングは焼けていなかった為、再利用しました。

■フロントハブ組み立て完了

■作業終了
ホイールのペイントが熱で変色してしまいましたが
キャップをすれば見えないのでOKとしました。